楽天モバイルを使っていて、こんなふうに感じたことはありませんか?
「外では普通に使えるのに、家の中だけ電波が弱い」
「部屋の奥に行くと通話が不安定になる」
「楽天モバイルに乗り換えたいけど、自宅でつながるか不安」
そんな人に知っておいてほしいのが、Rakuten Casa(楽天カーサ)です。
Rakuten Casaは、自宅のインターネット回線に接続することで、屋内に小さな楽天回線エリアを作るための機器です。楽天モバイル公式でも「楽天回線の電波が届きにくい屋内の電波状況を改善する」ためのものとして案内されています。
正直、楽天モバイルの料金プランやキャンペーンに比べると、Rakuten Casaはあまり目立たない存在です。
でも、“家の中だけつながりにくい”という悩みを持っている人にとっては、かなり重要な選択肢になる可能性があります。
この記事では、Rakuten Casaとは何か、料金、申し込み条件、注意点まで、初心者にもわかりやすく解説します。
Rakuten Casaとは?
Rakuten Casaは、楽天モバイルの電波が届きにくい屋内の通信環境を改善するための、屋内専用の小型基地局です。

簡単に言うと、自宅のインターネット回線を使って、家の中に楽天モバイルの電波エリアを作る機器です。
楽天モバイル公式では、Rakuten Casaについて「ご自宅のインターネット回線に接続して小さな楽天回線エリアを作り出す、屋内専用の小型基地局」と説明されています。
つまり、Wi-Fiルーターのように見える機器ではありますが、目的は少し違います。
Wi-Fiはスマホやパソコンをインターネットにつなぐもの。
Rakuten Casaは、楽天モバイルの通話や4Gデータ通信の電波状況を改善するためのものです。
どんな人に向いている?
Rakuten Casaが向いているのは、主に次のような人です。
自宅の中だけ楽天モバイルがつながりにくい人
外では問題なく使えるのに、自宅に入ると急に電波が弱くなる。
これは、建物の構造や部屋の場所、周囲の環境によって起きることがあります。
とくに、マンションの奥まった部屋、鉄筋コンクリートの建物、窓から離れた部屋などでは、電波が入りにくくなることがあります。
Rakuten Casaは、こうした屋内の電波状況を改善するための選択肢です。公式ページでも「自宅に電波が届かない・繋がらない」といった屋内通信の問題を改善し、通話と4Gデータ通信を快適にすると説明されています。
楽天モバイルに乗り換えたいけど、自宅の電波が不安な人
楽天モバイルに興味はあるけれど、最後に引っかかるのが「ちゃんと家で使えるの?」という不安。
これはかなり自然な不安です。
スマホは外だけで使うものではありません。
家で通話したり、LINEをしたり、動画を見たり、仕事の連絡を受けたりする人も多いはずです。
もし自宅の電波が不安定だと、料金が安くても不安が残ります。
Rakuten Casaは、すべての人が自由に申し込めるものではありませんが、楽天モバイル側に電波改善・調査依頼をしたうえで案内される改善策のひとつです。
できるだけ追加費用をかけずに改善したい人
Rakuten Casaは、個人のお客様の場合、月額利用料は無料です。さらに本体もレンタル扱いで、レンタル料金は無料とされています。事務手数料も無料です。
「電波を改善したいけど、追加料金がかかるのはちょっと……」という人にとっては、ここは大きなポイントです。
ただし、契約終了後には本体の返却が必要です。紛失した場合や、契約終了後に一定期間返却しなかった場合は、違約金として20,000円が請求されることがあります。
無料だからといって、もらえる機器ではない点には注意しましょう。
Rakuten Casaの利用料金
個人で利用する場合、Rakuten Casaの料金は以下のとおりです。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 月額利用料 | 無料 |
| 本体代 | レンタル無料 |
| 事務手数料 | 無料 |
楽天モバイル公式ページでは、月額利用料は無料、本体はレンタルでレンタル料金も無料、事務手数料も無料と案内されています。
ただし、繰り返しになりますが、本体はレンタルです。
楽天モバイルの契約を終了した場合などには、Rakuten Casaを返却する必要があります。
Rakuten Casaの申し込み条件
Rakuten Casaは、誰でもすぐに申し込めるわけではありません。
個人で申し込む場合、主な条件として以下が案内されています。
まず、楽天モバイルのRakuten最強プランを契約していること。
次に、楽天回線対応製品を使用していること。
さらに、電波改善・調査依頼済みで、楽天モバイルからRakuten Casa設置の案内を受けていることが必要です。
つまり、「自宅の電波が悪いから、いきなりRakuten Casaだけ申し込む」という流れではありません。
基本的には、まず楽天モバイル側へ電波改善・調査依頼を行い、その結果としてRakuten Casaが改善策として案内される流れです。
また、楽天モバイルが指定するインターネット回線を契約し、開通していることも条件に含まれています。さらに、現住所、楽天モバイルに登録している住所、インターネット回線設置住所が一致している必要があります。
引っ越し直後や住所変更をしていない場合は、事前に登録住所を確認しておきましょう。
申し込み前に知っておきたい注意点
Rakuten Casaは便利な仕組みですが、万能ではありません。
申し込む前に、次の注意点は知っておいた方が安心です。
5Gには対応していない
Rakuten Casaは、5G通信サービスには対応していません。公式ページにもその旨が記載されています。
Rakuten Casaで改善できるのは、主に屋内の通話や4Gデータ通信の環境です。
「5Gを家の中で快適にしたい」という目的とは少し違います。
通信速度は自宅のインターネット回線に左右される
Rakuten Casaは、自宅のインターネット回線に接続して使う機器です。
そのため、LTEやWi-Fiの速度は、Rakuten Casaが接続しているインターネット回線の速度に依存します。
つまり、自宅の固定回線そのものが遅い場合、Rakuten Casaを置いたからといって必ず高速になるわけではありません。
「電波が届きにくい問題」と「インターネット回線そのものが遅い問題」は、別物として考える必要があります。
建物の構造によっては届きにくい場所もある
Rakuten Casaを設置しても、建物の構造や遮蔽物の影響によって、同じ建物内でも電波が届かない場合があります。公式ページでもこの点は注意事項として案内されています。
たとえば、設置場所から離れた部屋、壁が厚い場所、階が違う場所などでは、思ったほど改善しない可能性もあります。
勝手に設置場所を変えたり、電源を切ったりできない
Rakuten Casaには禁止事項もあります。
公式ページでは、楽天モバイルの承諾を得ない設置場所の変更や、事前同意のない電源抜去・電源のOFF/ONなどを禁止事項として案内しています。
レンタル機器であり、小型基地局でもあるため、普通のWi-Fiルーターのように自由に持ち運んで使うものではありません。
Rakuten CasaとWi-Fiは何が違う?
ここは少し混乱しやすいポイントです。
自宅にWi-Fiがあるなら、Rakuten Casaはいらないのでは?と思う人もいるかもしれません。
たしかに、スマホでインターネットを見るだけなら、自宅のWi-Fiにつなげば十分なケースも多いです。
ただ、Rakuten Casaの目的は、単にWi-Fiを飛ばすことではありません。
Rakuten Casaは、楽天モバイルの屋内電波を改善し、通話や4Gデータ通信を使いやすくするための機器です。楽天モバイル公式でも「通話と4Gデータ通信を快適にします」と説明されています。
つまり、ざっくり言うとこうです。
| 種類 | 主な役割 |
|---|---|
| Wi-Fi | 自宅のインターネット回線にスマホやPCをつなぐ |
| Rakuten Casa | 屋内に楽天回線エリアを作り、楽天モバイルの電波状況を改善する |
Wi-Fiがあるから完全に不要、というよりは、楽天モバイルの電波そのものが家の中で弱いときに検討するものと考えるとわかりやすいです。
Rakuten Casaは楽天モバイル未契約でも申し込める?
個人の場合、楽天モバイル未契約ではRakuten Casaを申し込むことはできません。
公式ページでも、楽天モバイル未契約の個人のお客様についてはRakuten Casaの申し込みはできないと案内されています。
また、申し込み前には電波改善の調査依頼が必要です。調査の結果、必ずRakuten Casaが案内されるとは限らず、電波環境に応じて最適な改善案が提案される流れです。
ここは大事です。
Rakuten Casaは「申し込めば誰でも必ず使える無料機器」ではなく、楽天モバイル契約者向けの電波改善策のひとつです。
Rakuten Casaを知っておくと、楽天モバイルの不安が少し減る
楽天モバイルを検討している人の中には、料金やポイント還元に魅力を感じつつも、
「つながりにくかったらどうしよう」
「家で使えなかったら困る」
「乗り換えて後悔したくない」
と感じている人も多いと思います。
その不安は、とても自然です。
スマホ代が安くなっても、毎日使う場所でつながらなければ意味がありません。
だからこそ、楽天モバイルにはRakuten Casaのような屋内電波改善の仕組みがあることを知っておくと、少し判断しやすくなります。
もちろん、Rakuten Casaは誰でも自由に申し込めるものではありません。
5Gには対応していませんし、自宅のインターネット回線や建物の構造にも影響を受けます。
それでも、「家の中で楽天モバイルが弱い=すぐに諦めるしかない」ではないという点は、知っておいて損はありません。
まとめ:Rakuten Casaは“家の中だけ弱い”人のための改善策
Rakuten Casaは、自宅のインターネット回線に接続して、屋内に小さな楽天回線エリアを作る小型基地局です。
楽天モバイルの電波が家の中で届きにくい場合に、通話や4Gデータ通信の改善策として案内されることがあります。
ポイントをまとめると、次のとおりです。
- Rakuten Casaは屋内の楽天モバイル電波を改善するための機器
- 自宅のインターネット回線に接続して使う
- 個人の場合、月額利用料・本体レンタル料・事務手数料は無料
- 楽天モバイル契約者向けで、事前に電波改善・調査依頼が必要
- 5Gには対応していない
- 本体はレンタルなので、契約終了後は返却が必要
- 建物の構造や自宅回線の状況によっては、期待通りに改善しない場合もある
楽天モバイルは料金のわかりやすさやデータ利用の自由度が魅力ですが、乗り換え前には「自分の生活圏で使いやすいか」を確認することも大切です。
もし自宅の電波に不安がある場合は、Rakuten Casaという選択肢があることも覚えておきましょう。
申し込み前に不安をひとつずつ確認しておくことで、楽天モバイルへの乗り換えは、もっと納得感のあるものになります。

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